2019年頃に中華人民共和国武漢市で発生したとみられる新型コロナウイルスは、全世界に感染が拡大して甚大な被害をもたらしました。
病気の蔓延は世界経済にも甚大な影響を及ぼし、日本を含めて多くの国々で景気が悪化し続けています。
各国政府は経済の低迷に対処するために金融緩和政策を実施しており、日本においても政府が国債の発行量を増やしたり日銀が国債の買い入れを実行しています。
目次
貨幣価値が下落してインフレリスクが高まる恐れがある
2020年以降に米ドルや日本円の流通量が増加していますが、これにともなって貨幣価値が下落してインフレリスクが高まる恐れがあります。
法定通貨は政府の意向により理論的には際限なく発行することが可能で、発行残高が増えると貨幣の価値が薄まってしまうからです。
大規模な金融緩和政策は貨幣価値の下落という副作用があり、お金を使わずに銀行に預けていても少しずつ資産価値が目減りしてしまうでしょう。
何もしないで銀行に預金をし続けると、保有する資産価値が失われてしまうリスクがあります。
インフレと景気低迷による資産価値の下落に対処するためにできる方法のひとつは、実物資産であるゴールド(金)に投資をすることです。
景気の良い状況でインフレに備える場合は株式投資なども有効ですが、景気が悪化している状況では株価も下落するリスクがあります。
これに対してゴールドは法定通貨や有価証券のリスクヘッジのために買われるという性質があるので、景気が悪化したりインフレが進んだとしても資産価値を保つことができるからです。
ゴールド(金)投資はインフレや景気の悪化に対してリスクヘッジに有効な手段
ゴールド(金)投資はインフレや景気の悪化に対してリスクヘッジに有効な手段のひとつですが、短期的に価格変動が大きいというデメリットがあります。
そのため、中には簡単に金投資に手を出すことができないと感じる人もいるでしょう。
金価格は短期的に見ると変動が非常に激しいですが、リスクを回避する方法があります。
短期的な価格変動のリスクを回避して金投資を行う方法とは、定期積立サービスを利用することです。
毎月一定額の金を購入し続けることで取得価格が平均化され、短期的な価格変動の影響を小さくすることができます。
仮に短期的に相場が下落したとしても、長期的に値上がりしていれば利益が得られるでしょう。
金は積立が完了した後に地金を受け取って自宅で保管することが可能で、銀行などの他者に依存することなく資産を安全に管理することができます。
株式会社ゴールドリンクの金積立サービス「ゴールド積立くん」の概要
インフレや景気悪化に対する資産防衛をお考えの方は、株式会社ゴールドリンクの金積立サービス「ゴールド積立くん」がおすすめです。
「ゴールド積立くん」では毎月少額の金を購入し続けることができますし、積立が終了した後は現物(地金)を受け取ることも可能です。
株式会社ゴールドリンクでは金以外の貴金属(プラチナ・パラジウム)についても積立サービスが用意されているので、複数の種類の貴金属に分散投資をすることでも相場変動のリスクに備えることができます。
プラチナやパラジウムも宝飾品に使用されますが、いずれも触媒としての需要が多い金属です。
これらの金族は自動車の排気ガスの浄化や燃料電池の触媒に必要不可欠な素材なので、近い将来に需要が増加して価格が上昇する可能性が高いといえます。
ちなみに一部の銀行でも金の積立サービスを実施していますが、積立が完了した後は強制的に売却されて日本円の形で代金を受け取ることになります。
一般的に金は実物資産といわれていますが、購入した後に強制的に売却されて通貨で受け取るのであれば、「実物」資産としての恩恵を受けることができないでしょう。
積立購入した金を地金やその他の金製品に加工して受け取ることが可能
本当の意味で実物資産の形で財産を守るためには、積立が完了した後に現物で受け取らなければなりません。
積立購入した後に現物を受け取るためには、銀行ではなくて金属の精錬加工を専門とする会社の積立サービスを利用する必要があります。
株式会社ゴールドリンクは金の精錬や加工サービスも行っているため、積立購入した金を地金やその他の金製品に加工して受け取ることが可能です。
購入したゴールドを複数に分割したり何かの製品に加工して受け取ることで、有効活用したり税金対策になるというメリットがあります。
例えば、金地金を1つの塊ではなくていくつかに分割して受け取ることで、相続税対策になるでしょう。
購入した金を地金の形で自宅の金庫に保管しておく方法もありますが、置物などに加工すれば観賞用に活用することができます。
購入した金を仏像や仏具などの宗教用具に加工して使用すれば、遺産相続が発生した際に遺産の算定から除外されるというメリットもあります。
まとめ
新型コロナウイルスの影響は数年間は続くと見られており、この間に世界経済が低迷したり大規模な金融緩和政策によるインフレ圧力が強くなることが予想されます。
銀行に預金をし続けると資産価値が目減りする恐れがあるので、早めに安全性の高い実物資産で運用を開始することをおすすめします。
最終更新日 2025年6月13日 by panda