音楽講師やヴォイストレーナー、ミュージシャンや音楽療法士などの職業に憧れる人は多いでしょう。
ピアノ調律師や音響エンジニア、作曲家やリトミック指導員に憧れる人もいるでしょう。
オーケストラの団員になりたいという人もいるでしょう。
そういう人には音楽大学をおすすめします。
音楽大学は音楽を専門とする単科大学です。
音楽に関する色々なことを学んだり、研究したりするところです。
具体的には、作曲や指揮、声楽、さらに鍵盤楽器、弦楽器などの演奏技術や、音楽学などの音楽に関する知識を学ぶことができます。
管楽器、打楽器などの演奏技術も学ぶことができます。
音楽大学の教育や研究は、クラシック音楽界の師弟制に基づく、個人レッスンをメインとする教育手法を取っている点が他の大学と違います。
また、芸術大学内の音楽学部なども音楽大学に含まれます。
なお単科の国公立の音楽大学はありません。
私立大学のみです。
国公立で音楽学部がある大学はあります。
それから公立大学もあります。
音楽大学の選び方については、教育内容だけでなく自分に合う講師がいるかどうかが大事です。
各大学にどんな講師がいるか調べましょう。
音大受験の入学試験に関しては、実技試験がメインです。
ピアノ科ならピアノ、声楽科なら歌の試験です。
課題曲と自由曲がある場合が多いです。
曲数や指定時間については学校によって違います。
各学校に確認してください。
なお副科ピアノはピアノ科以外の学科を専攻する人に科されます。
自由曲を１曲ということが多いです。
そして、楽典や音楽理論という音楽の基礎知識の試験もあります。
基礎知識は楽譜上の約束事や音楽のルールなどです。
聴音というピアノで弾かれる音楽を楽譜に書く試験もあります。
メロディ聴音、和声聴音があります。
また、新曲視唱などの試験もあり、この試験では音程とリズムの正確さが試されます。
声質は関係ありません。
国語や英語、小論文の試験もあります。
最終更新日 2025年6月13日 by panda