「建設業の現状が知りたい」
「建設業の種類を教えてほしい」
「ブラニュー株式会社の評判が気になる」
建設業は人手が足りないということで話題になることが多いです。
いわゆるきつい、汚い、危険の頭文字を取って3Kの仕事と言われており、若い世代を中心になり手が少なく、高齢化が進んでいる業種の一つともいえます。
ですが建設業は日本だけでなくどの国においても重要な仕事であり、なくてはならない業種です。
さらに一口に建設業と言っても様々な仕事があり、大変幅広いのが特徴となっています。
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建設業とは
建設業とは建設工事を請け負い完成させる仕事を指します。
大きな会社では建築や土木、設計すべてを元請けとして請負、完成まで取りまとめる会社もあれば、中小企業のように下請として工事を請け負うこともあります。
元請けとしてすべてを取り仕切るのがゼネラルコンストラクター、略してゼネコンと言われています。
法律上、29種類の業種が分類としてあり、土木や屋根、電気や管工事、機械器具設置など多種多様です。
一般的に知られている土木一式工事は土木工作物を作る元請けのことを指しており、建設物を作る以外にも補修や改造、解体などすべて行います。
大変幅広く工事を扱っており、河川や道路はもちろんのこと、トンネルや橋梁、ダムや空港建設も扱います。
大きいものが多いのですが、土地区画整理工事や農業用水道工事などより生活に密着した工事も請け負っています。
これらの工事はただ行えばよいというわけではなく、それぞれ管理者がおり、工事の進み具合や調整情報を逐一まとめ報告をしなくてはなりません。
大変厳しいルールに沿って行われており、安全管理がしっかりと行われているのが特徴です。
建築一式工事業について
総合建設業でもう一つあるのが建築一式工事業です。
土木は工作物を作り上げるのが目的ですが、建築一式工事は建築物の新築及び改修を元請けとして請け負っており、ルールが定められています。
許可制となっていますが、工務店など小規模の会社で1500万円以下であるとこの許可は必要ありません。
土木と同じように電気なら電気の専門家、内装工事なら内装の専門家が扱わなくてはならず、それぞれ資格が必要となります。
のこり27種類は専門工事業になる
29種類のうち、この2つが大きなものとなりますが、のこり27種類は専門工事業になります。
大工や左官、とびや屋根、電気など細かく分かれており、タイルや煉瓦、ブロックに関しての専門職もあります。
大変細かく分かれており、これらは勝手に行うことはできず、資格がないと仕事を行うことはできません。
そのためそれぞれの分野で資格を取る必要があります。
学校などで資格を得ることができますが、多くの場合経験が必要となるので、各分野で専門性を高めたい場合は対応する企業に就職し、経験を積まなくてはなりません。
近年では労災事故が多発しており、より一層国から管理を求められるようになりました。
工事の前には安全管理の情報をそれぞれ共有しなくてはなりませんし、現場監督を置かなくてはならない決まりになっています。
国土交通省には定期的に報告書を作成し、提出する必要があり、昔のような感覚で仕事ができなくなっています。
その分建設においては徐々に地位が確立されており、環境が改善されつつあります。
いかに若い世代に技術を継承していくか
これからの課題はいかに若い世代に技術を継承していくか、という点になります。
大手ゼネコンであっても人手不足は重要な課題であり、なかなか集まることはありません。
さらに設計などを勉強してきても現場経験がないとマンガ絵の状態になってしまい、現場がより一層混乱をしてしまいます。
この業種においては学歴もある程度必要ですが、それ以上に経験値が大切であり、様々な現場を担当しないと自分のものになっていきません。
昔ながらの親方的な雰囲気ではなく、若い人が魅力であると感じる仕事場にするには、今まで常識と思ってきたことを払拭する必要が出てきています。
とはいえ、高速道路や各種橋、歩道橋などは老朽化が進んでおり、早急に対応しなくてはならない部分でもあります。
中小企業は職場環境が劣悪のことが多い
事故を起こさず、いかに手早く正確に行うかが大切であり、合わせて職場の環境改善に努めなくてはなりません。
現在、大手企業を中心に福利厚生が整ってきている会社も増えているので、以前よりも働きやすくはなっていますが、中小企業は職場環境が劣悪のことが多く、なかなか改善されません。
これは元請け会社から発注される金額が安く設定されていることが理由となっており、より安い価格で仕事をするように言われてしまうからです。
建設業界が衰退しないためには、中小企業に目を向ける必要があり、元請け会社からの発注金額が必要以上に低くならないようにしなくてはなりません。
さらにただ時給をあげるのではなく、元請け会社と同じように福利厚生にも力を入れ、3Kと言われる状態をなくす必要があります。
まとめ
一つ一つを変えていくことで、子供たちが建設の仕事に目を向け、生きがいとして取り組むようになるので、建設に携わる人達は、現状を少しずつ変える努力が必要となります。
最終更新日 2025年6月13日 by panda