中国臥龍パンダ幼稚園
パンダ研究の最先端「臥龍パンダ保護研究センター」を持つパンダの故郷中国四川省
野生のジャイアントパンダは、中国の四川省、陝西省、甘粛省などの山岳地帯に多く棲息しています。
そしてその地帯は森林伐採などによりパンダたちの棲息域が分断されてしまうという問題をかかえ、また密猟などで個体数が減少していきました。
現在ではパンダを絶滅の危機から守るため、中国の四川省を中心にパンダ保護区が設けられています。
臥竜自然保護区はその中でも大規模なパンダ保護区です。
パンダを保護し野生に返すための研究施設である「臥龍パンダ保護研究センター」があります。
臥龍パンダ幼稚園とは
「臥龍パンダ保護研究センター」にはたくさんのパンダが暮らしています。
近年ではパンダの人工授精や飼育法の成功により毎年十数頭の赤ちゃんパンダが生まれスクスクと育っています。


臥龍パンダ保護研究センター門(上)
多くのパンダが暮らす大熊猫苑(右)
撮影:2006年9月
臥龍パンダ保護研究センター内に「大熊猫苑」があり、ここでパンダに出逢うことができます。
自然に溶け込むようにつくられたこの施設では、パンダたちがのんびりとしている姿が真近に見ることができ、その中でも人気なのが「パンダ幼稚園」。
生後半年~一歳児の子パンダが暮らす共同施設です。
「パンダは夏~秋にかけて出産シーズンを向かえ、母子で半年ほど生活した後、子パンダたちは揃ってパンダ幼稚園に入園し、お母さんと離れ共同生活を経験して成長していくのです。
翌年に年下の子パンダたちが入園するときには子パンダたちはパンダ幼稚園を卒業し、野生に帰れるようそれぞれの大人パンダへの道を歩んでいくのです。
パンダ幼稚園ではパンダ保護のための寄付をすることによって、子パンダを抱っこしたり、幼稚園に入園することができます。
(現在は、四川大地震の影響のため、臥龍へのツアーなどは中止となっています)
臥龍パンダ保護研究センターは、2008年5月に発生した四川大地震の被災地でもあり、その際にたくさんのパンダ舎が倒壊しました。
現在でも復興に向け現地の方々は頑張っていることと思います。
またいつの日か、元気な子パンダの姿が真近で見られる平和な日がくることを願っています。


大熊猫苑のパンダ(左)とパンダ幼稚園の子パンダたち(右)